「核・ヒバク・人間」アンケートのすべて

 印象に残ったのは、「ネーティブ」という言葉です。「正史」と呼ばれるものは、どこの国でもネーティブの権利を奪うところから始まります。古事記もそうです。しかし、原子力は征服者の権利をも奪います。人類の役目は「治めよ」であって「支配せよ」ではありません。それに「根こそぎとるな」とも言われています。「秘密保護法」は権力の体制保持にしかなりません。 国民は知りたいのだから知らせるべきです。「知らせたら国民が混乱する」と政府は言いますが、知らせない方が混乱します。それだけ国民も学習しています。大本営発表の時代ではありません。国民はデマゴギーも見破ります。安倍が目指しているのは1945年以前の時代です。私たちはバカにされています。正しいことをどこまでも追及する姿勢が必要だと思います。分かれ道ばかりですが、選択を誤らなければ、何も怖くないと思います。

50代 男性

 

 照明と字幕の的確な“演技”、それを指示するかのように進む“リーディング”。まさに新しい演劇の様式が創り出された瞬間ともいえます。どろの芝居小屋での公演の際にも感じたことですが、演劇とは何か?、俳優の声とゲストゥス(姿勢、態度)の関係はどのようにして形成されるのか、を明確に示してくれる演出であり、舞台俳優の演技でした。そこに提示される内容が明瞭に引き出され、問いかけを受けた観客の肉体の中で、昇華された思想へと転換されて行く過程を自ら体験しました。有難うございました。観客数の少ない状態は僕たちの努力の足りなさと反省しています。

70代 男性

 

自分では少し知っているつもりだった原発のことが、まるでわかっていなかったと思い知りました。

でも、原発は絶対に地球上には相入れない、人間が持ってはいけない、ということだけ、それだけでも今の日本の原子力政策に反対していけると自信を持っています。

知った(わかった)ということを、何かしらの行動に移さなければ、「知らない」ことと同じかな、と思い、自分でできる範囲で行動を続けていくつもりです。時に、その気持ちが薄れていきそうになり、今日のような自分の心に強いショックを与えてもらえる機会が必要です。

観客に男性が(意外と)多かったことがうれしく心強く思いました。

女性

 

1986年のチェルノブイリの事故のあと1987年から脱原発の運動にこれまでずっとかかわってきて、関電の株主にもなり総会で議案提出などもやってきた。話された内容はすべて知っていたが今回の公演をみてウラン劣化だんなど私たちの原発からうまれたものがアメリカの戦争に使われ多くの子どもたちに被害をもたらしてることなど表現していて良かったとおもう。常石教授とその前のジャーナリストのところがセリフがいったので推進かと思ったが?一瞬違和感をもった。セリフを分割していったのか。六ヶ所村にも数多くいき友人も在住している。あとのエピローグの上野さんがよかった。長い2時間だが終ったあとは一瞬だった。俳優のそれぞれの個性ある声がマッチしてききごたえある公演だった。

50代 女性

 

全く同感で、あたり前であるのに、なぜ、全廃にならないのか!日本の被害を見て、ドイツがやめたのに、なぜ日本が続けるのかが、本当に腹立たしい。日本人の、優等生信仰がダメなのだと思う。〈政治家や国工の役人が悪いことをするわけがないとか

50代 女性

 

原発が世界からなくなるまで、この劇をもって世界中を巡って演じてほしい。劇を見た第一印象です。

男性

 

核ということをあまり身近に感じていなかったですが、今回の劇で少し考えさせられるものがありました。人は、もしかすると、知識、知恵、技術、欲を身につけすぎたのかもしれませんね。

30代 男性

 

原発のおそろしさを初めて認識した。とても、勉強になった。

20代

 

こんなにすばらしい、すごい、重要な内容を、ここに来た人だけにとどめておいてはならない。もっともっと多くの人に広げていきましょう。

心からの訴えをして下さった出演者の皆さん、すばらしかったです。ありがとうございました。

2回目ですが2回とも感動しました。

60代 女性

 

コトバは全てを伝えられないかもしれないけれど、生きた証として、人間が創り出した原パツとそれによる被害を、コトバを通して、セツジツに伝えて下さって、有難うございました。

30代 女性

 

核の恐ろしさがよく理解出来た。原発の問題点と恐ろしさが大変理解できた。大変、意義のある芝居でよかった。

70代 男性

 

核の恐ろしさを鋭く告発していて、とても説得力のある力強さを感じました。前回よりもさらに心に響きました。前回は少し長いのではと思いましたが、今回は全くそうは思いませんでした。情勢は厳しいのですが こと原発に関しては世論はゼロに少しずつですが動いていると思っています。ぜひこの公演を色々な所で成功させて下さい。

60代 男性

 

人類的課題をよくがんばられましたね。

70代

 

とても衝撃的な事実がまだまだあると気付いた。具体的な例が提示され生々しくも説得力があり、コラージュなのだが、一まとまりの伝わる力があった。ありがとう。

60代 女性

 

始めて聞かせてもらいとても勉強になりました。

私がお一人の方をさそってまた公演に来れば倍々の人達に、お知らせしたい

60代 女性

 

むずかしい話だけど人の命の大切さを知りました。

10代 女性

 

始めて聞かせてもらいとても良かったです。人と生命の大切さを感じました。

50代 女性

 

前回よりも感動したし、出来も良くなっていた。

 核は、人類が制御コントロール出来ていない。今後もできないことは明白な事実だ。「コントロールできる」とうそぶいてきた一部の人類の大犯罪である。

世界がこの事実のもとに、即時に「核」から脱出しなければならない。

本日のピースリーディングは大事なことを要求してメッセージとしてまとめている。今後もこれらを知らない人達に広めていって欲しいと思う。

70代 男性

 

よかったです。とても。実名が出るのも面白かった。

30代 女性

 

3・11直後の自分のうろたえた姿がフラッシュバックのように再現されました。合田さんの構成力には正直驚かされています。それは、豊富なインテリジェンスになせる技なのですが、その多さとそれを再構成することは別の事であると思います。パンフレットにもあるように、だまされた私達は今、何をすれば良いのか?できることから始めるしかありませんが、この手の演劇は、単なるアジテーションになりがちでsつが、抑制した表現(それは演者の表現の力によるものですが)は、抑制しているが故に訴えるのです。今日の機会に感謝。

ところで、事務所問題はどうなったのでしょうか?

60代 男性

 

遠い所の事ではなく、自分で行動や考えを行う必要が伝わりました。核、ヒバク、人間 すべて人が中心で、これからも人の力で変わるものです!!

30代 男性

 

とても意義のある公演です。ぜひよりよく宣伝して、より多くの人たちに見させてください。公演の内容は自分と考えていることが同じです。

30代 男性

 

とても感動でした!人間はもともと自然の中で生きて、生活しています。利益や欲望などで、核などが生まれました。

これを良いと考える人は、平和、世界のことを気にせず、ただ、自分の欲望を増やしていきます。

ところが、被害者の気持ちは、どうだろう。朗読者たちでそれぞれの表現で被害者たちの声を語ってくれた。

世界平和のために、やるべきこととやるべきでないことをしっかり私たち人間としての義務だと思った。

30代 女性

 

衝撃でした。感心があって本も読んでいる私でも。このリーディング、もっと何度もいろんなところで上演して下さい。私ももう一度家族や友人をつれてきたいです。

40代 女性

 

良かったです。とても。明日から行動しようという気になります。(ただ、ちょっと長いかな)

朗読の人も、よく訓練されてましたネ。聞き良かったです。こぐろうさまです。

60代 男性

 

「酷い!!の一言に尽きる。こんな酷いことってあるか!!」この就職難の時代に原子力発電所に働かされる労働者はもはや人とは思われてないのか!!原子力発電所でも就職が無いよりはましといえば、そうだけど!!人を人と思わない企業家!!とにかく、仕事なければ金もないという労働者!!一言で「原発をなくせ」といっても原子力発電所で働く労働者は「オレたちの仕事場なくす気か!!」と怒りが爆発するのか!!

世界中の人々の生活保障について深刻に考えるしかない!!

50代 男性

 

Good!2時間に充分耐えるもの。終わりの頃、全文を暗記していた人が何人かいた。考えられない努力を我々もしよう。

70代 男性

 

原発で働いてきた労働者のヒバクに関して、あまりというかほとんど報道されていなかったので、おそろしい事が良くわかった。

演出は役者をスポットで拾っていたが、最後の場面のようにもっと明るい舞台にすべきだと思う。

70代 男性